2017年07月10日

これまで暴力団は、自らの組織内の者と組んで犯罪を行うことが多かったが、近年、暴力団を取り巻く環境が厳しくなる中、生活費に窮するような末端組員にあっては、他の組織の者と組んで犯罪を敢行するような状況もうかがわれる。

[事例]

不特定多数の出し子によって全国17都府県のコンビニ等に設置されたATM約1,700台で、南アフリカ共和国所在のスタンダード銀行が発行した約3,000件の顧客情報が入った偽造カードが不正使用され、約18億6,000万円が引き出された事件で検挙された指示役や出し子は、指定暴力団の6団体(六代目山口組、稲川会、五代目工藤会、七代目合田一家、道仁会及び神戸山口組)の構成員であった。(警視庁、福岡県警等)(「平成28年における組織犯罪の情勢」(確定値版)、警察庁組織犯罪対策部組織犯罪対策企画課作成 から)